オリエンタルピースを運営する(有)ヒメジニューパインは、犬の育成を専門とする創業60年の老舗犬舎です。
当施設で生まれた子犬たちは、その子犬たちとの生活を望んでおられる方々のもとで、新しいファミリーの一員として日々幸せなものがたりを育んでいます。
なかでも私たちオリエンタルピースに所属する犬たちは、
@.親犬の性質や血統等良好な系統の子たちを主として
A.離乳期以降社会化に向けたトレーニング(主として車の音、人の声、音楽など聴覚から受ける経験と、人や多くの犬との出会いなど視覚や嗅覚から認知する経験)により社会や家庭で暮らすためのルールを学習する機会をもうけています。
そして、そうした私たちオリエンタルピースの大切なこどもたちを、お迎えくださるであろう新しいご家族のもとで紡いでゆく物語へのお手伝いとして、子犬たちの養子縁組を通じ、数多くのみなさまのそれぞれに異なる生活様式に応じたライフスタイルのカタチをご提案しています。
当施設では、育成するすべての親・子犬の健康面等をサポートする動物医療施設を設けています。
私たちが育成する多くの犬たち、また養子としてお迎えいただくための日々育まれている子犬たちの大切な生命は、獣医師および動物取扱責任者はじめ施設スタッフによって、以下の9つのメニューによって安全に守られています。
1.次亜塩素系剤による環境消毒
2.伝染病予防混合ワクチン
3.検便
4.腸管寄生虫に対する駆虫プログラム
5.皮膚外部寄生虫プログラム
6.狂犬病ワクチン
7.適切な室温管理
8.定期的健康診断
9.定期シャンプー
地震大国である我が国は、近年多発する地震に備え様々な防災アイテムが出ています。
しかしながら、愛する家族の一員であるはずの動物に関する防災アイテムおよび防災意識が社会の中では拡がりにくい傾向にあります。
能登半島地震の際に問題になりましたが、同居する動物とともに避難所へ行くことが難しい人々は、何ヶ月も車中泊や倒壊の恐れがある危険な家屋で隠れるようにして過ごすなど、日常の暮らしがままならない方も数多く散見されました。
東南海巨大地震がいつ起こらないとも限らないいま、私たちになにができるか。
そう考えたときに、避難所へ「同行避難」できるようにインフラを整える活動をしなければと考えました。
避難所では動物アレルギーを持った方、そもそも動物を苦手とする方、妊婦さんへの配慮も当然必要になってきます。
環境の変化から遠吠えする子もいるでしょう。
周囲に迷惑のかからない避難生活ができるよう、そうした課題を多くの仲間たちとともに、ひとつひとつ丁寧に考え、そしていまできる最善の策を講じて、わたしたちは来るべき大地震に備えるためのアイテムや情報を発信していきたいと考えています。